レーベルを介さない言い値によるダウンロード販売という革新的な方式で発売されたレディオヘッドの7枚目のアルバムのCDバージョン!!ロック・シーンに大きな衝撃を与えた『
KID A』以降の流れを引き継ぎながらもコンパクトにより歌を中心とした作品に仕上がっている。歌を中心といっても一聴して口づさめるほどわかりやすいメロディーは少なく、音数も少ないため、ぱっと聞きとっつきにくく地味な印象をうける。しかしながら、聞けば聞くほど丁寧に作りこまれた音の世界に引き込まれてしまうところはさすがで、なんだかんだで楽曲の良さに感心してしまう。ザラザラしたシンバルの音やときおり過剰にならされるギターのギラギラした感じがかなりかっこいい。聞くたびに発見のある好盤だと思う。Radioheadを一度も聞いたことのない人にはお勧めできないが・・・。
レーベルを介さない言い値によるダウンロード販売が、中間搾取の多い音楽業界にあっては現在の流通の在り方を見直す機会になればいいと思うのだが、はたしてどうだろうか・・・。今後ダウンロード販売が主流になってもやっぱりMP3で聴いたのとだいぶ印象が異なるのでCD買ってしまうけど。MP3とCDの音質の差はもっと埋まらないのかねぇ・・・。