2008年08月28日(Thu)

ボラット - 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

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title : ボラット - 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

監督 : Larry Charles
主演 : Sacha Baron Cohen
year&country : 2006 アメリカ

評価

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これはおもしろい!!おバカ映画なんだけれどもいろいろと考えてしまう大人のエンターテイメントだ。カザフスタン人ジャーナリスト、ボラット・サグディエフによるドキュメンタリー映画という形式のコメディ映画。ボラット・サグディエフは本当はイギリス人なのだがみんながカザフスタン人だと信じて彼に対応していてそのドキュメントとフィクションの微妙なバランスがすごくいい。フェミニスト団体に「女性の方が脳が小さい」と断言したり差別用語や卑猥なシモネタが満載でやりすぎていることは間違いないのだが、ボラットのキャラの成果痛快に見れてしまう。カザフスタンではかなりたたかれてるのだろうと思ったら「カザフスタンを有名にした」と肯定的な意見も多いみたい。これがアメリカ批判として理解できない人は頭が固いのかもしれないと本気で思う。とにもかくにも面白い映画だ。子供にはお勧めしないが。ナイス!!

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2008年07月10日(Thu)

Broken Flowers

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title : Broken Flowers

監督 : Jim Jarmusch
主演 : Bill Murray , Sharon Stone
year&country : 2005 アメリカ

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非常にジム・ジャームッシュらしい映画。昔は女にもてていた無気力な中年男が匿名の昔の恋人を名乗るものからの「実は子供がいる」という手紙を受け、当時の恋人たちに会いに行き真相をさぐるという内容の中年男によるロード・ムービー。映像のところどころの色彩が本当に見事で全体を被うなんともいえない空気感に程よく彩りを添えている。オムニバス的な感覚でテンポよく進んでいく展開も見事。こういうのをとらせると本当にうまいなあと再確認。ジム・ジャームッシュのファンなら間違いなく楽しめるが、しっかりとした結末を求める人には意味が分からないかもしれない。分かりやすい結末をおいたコマーシャリズムな映画じゃないからこそ美学の光る映画になっている思う。

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2008年06月20日(Fri)

Looking For A Thrill

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title : Looking For A Thrill

監督 : Braden King
主演 : 多数
year&country : 2005 アメリカ

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ポスト・ロック・シーンを先導していったアメリカのシカゴの名インディーレーベルThrill Jockeyの企画によるアンダーグラウンド・ミュージックシーンで活躍し、昨今の音楽の発展に貢献してきたアーティスト達が、彼らに影響を与えたレコード、ライヴ、ミュージシャンなどについて語り、彼らの受けた影響を次々と語っていくというDVD。収録されているのはTortoiseやYo La Tengoの各メンバーを始め、ビョーク、イアン・マッケイ(Fugazi)、サーストン・ムーア(Sonic Youth)、マイク・ワット(Mintemen)カール・クレイグからBoredomsのEyeまで、合計112アーティスト。その収録分数はなんと5時間以上。ちょっとやちょっとじゃ観きれないヴォリュームですが、特にストーリーなんかはなくインタビューが続いていくため自分のペースでゆっくりみれます。どうでもいい話をする人、ただの思い出話な人からすごく真剣に音楽を語っていく人、ただひたすら自分が影響を受けた人を褒める人などさまざまな人たちが登場して思わず見入ってしまいました。面白い。人それぞれいろいろなタイミングで人生が変わっていくのだなと。何が人生の転機になるかわからないものだなと。自分の今とこれからどうすべきかをしっかり再確認させられました。若いアーティストの方、アーティストになりたい方、何か打ち込むものがある人は音楽をあまり知らなくても見ることをお勧めします。きっと何か得るものがあります。

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2007年08月15日(Wed)

24 HOUR PARTY PEOPLE

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title : 24 HOUR PARTY PEOPLE

監督 : Michael Winterbottom
主演 : Steve Coogan / Shirley Henderson / Andy Serkis / Lennie James
year&country : 2002 イギリス

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 ファクトリーレーベルや伝説のクラブ「ハシエンダ」を創設し1970年から1980年代のマンチェスターでの音楽ムーヴメントを創りあげた男トニー・ウィルソンの視点で描く当時のシーンの盛り上がりから衰退までを描くドキュメンタリー的な作品。JOY DIVISIONからNEW ORDER、HAPPY MONDAYSなどを中心に当時のシーンの様子がよくわかっておもしろい。この映画はロマンシズムの果てにある成功と失敗の記録であり、特にファクトリー・レーベルのファンではないけどぐっときた。
 先日亡くなったトニー・ウィルソン氏に追悼の意を表して。

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2007年04月25日(Wed)

KILL YOUR IDOLS

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title : KILL YOUR IDOLS

監督 : S.A.Crary
主演 : ドキュメンタリー
year&country : 2006 アメリカ

評価

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70年代後半の「ノー・ウェーヴ」から現在までのニューヨーク・アンダーグラウンドのポスト・パンク・シーンをタイムラインに沿って包括的に描いたドキュメンタリーということでかなり期待していたのだけれど実際見てみると正直期待したほどではなかった。不満だった点を上げればノー・ウェーブから現代のYEAH YEAH YEAHSなどへの間がSONIC YOUTHやSWANSに触れただけで省略されすぎてることと、ノー・ウェーブからSONIC YOUTHにいたるまでの流れよりも現代のニューヨーク・シーンの扱ってる時間が長かったこと。正直この映画を見に行く人たちが期待していたのは現在のニューヨーク・シーンではなかったと思う。
Glen Branka,Lydia Lunch,Arto Lindseyのインタビューを聞く限りでは現代のニューヨーク・シーンは70・80年代の人にはあまりよく思われていないようだし、映画の目的が現代のニューヨークシーンを70・80年代と対比した上での現代のシーンの問題提示であれば目的は達成できてると思うが、正直この映画を見ても製作者が現代のニューヨークのシーンをどうとらえているのかが分かりづらい。そういう意味では、現代のバンドにあれだけ時間を割いた意図がみえない。
よかったのは、Lydia Lunchがまともにしゃべっているインタビューが見れたこと。
正直昔の人のインタビューシーン以外は退屈に感じてしまった。そもそも今のニューヨークのシーンとノー・ウェーブを結ぶつけることに無理があったのではないかと思う。思想が違いすぎる。正直Sonic Youthという共通点しか見出せない。

 
│posted at 14:10:31│ コメント 0件トラックバック 0件
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