『
ほしのこえ』が大きな話題を呼び『
雲のむこう、約束の場所』で一躍注目され今や日本を代表するアニメクリエイターの新海誠による一人の少年を中心とした青春時代の淡い恋を描いた3つの短編からなるアニメーション。
見ていてまず目を引くのは美しい映像。ただし静止画に限る。残念なことに動くとその魅力が大きく崩れてしまっている。人物描写もあまりうまいとはいえない。その点を除けば、背景や色彩、カメラワークなどによって丹念に作られた美しい映像は青春の危うい美しさをかなり魅力に表現している。
新海誠は短編の方があっているのか『
雲のむこう、約束の場所』よりはいい出来である。
なにやら身の回りで人気みたいだけど個人的にはあまりのめりこめなかった。テーマが本当に絞られている為、青春の淡い恋愛が好きなにとっては高評価かもしれない作品だが苦手な人にはあまりおすすめできない。
山崎まさよしの曲のイメージビデオにも見えてしまうところも個人的には残念である。山崎まさよしファンならそれだけでも見る価値はあると思う。