ベーシストがロバート・トゥルージロになってリリースされた前作「St.anger」から5年ぶりのアルバム。音の質感は「St.anger」の延長だがサウンドは「ブラック・アルバム」と「And Justice For All」の間くらいに戻った感じがする。名曲「ONE」に似た曲もあるし。かつてのメタルの頃のMETALLICAが好きな人なら気に入る作品だと思う。ただ今までファンが求めることに左右されずに妥協なく音楽を進化させてきたMETALLICAの作品としては個人的にがっかりした。別に悪いアルバムではないと思うが「ブラック・アルバム」の後はなかったことにしてファンの求めていたMETALLICAが帰ってきましたよとコマーシャリズムに走りすぎている感が否めない。こんなバンドじゃなかったと思うんだけどなぁ。期待されすぎているベテラン・バンドの性でしかたがないのかな。やっぱり納得いかない。METALLICAじゃなければいいアルバムだとは思うだけに残念。一応Tシャツなどがついた『BOXセット』なども発売される模様。